新型肺炎が急速に広まっています。(現状で考えられる対策)
1月16日のニュースから約10日間で急速にコロナウイルスの感染が進んでいます。
1月16日のニュース武漢市では1月15日までに41人の感染例が確認され、1人が死亡。6人が重症だとされている。タイでは、同月8日に入国した武漢市市民の女性から新型コロナウイルスが検出されている。
本日付(16日)の厚生労働省の発表によると、国内で報告されたのは30歳代の男性で、1月3日から武漢市に滞在中に発熱、6日に帰国、同日に医療機関を受診。10日に入院したが、15日には症状が軽快し退院している。武漢市の患者の多くは鮮魚市場の関係者だが、この男性は鮮魚市場には立ち寄っていないという。詳細不明の肺炎患者と濃厚接触した可能性が指摘されている。
現在(26日)では中国で約2000人の感染者といわれていますが、日本をはじめ全世界に感染者が広がっている現状を考えるとこの10倍の感染者がいてもおかしくないといわれています。
現状では
・人ごみに行かない
・手洗い、マスクなどを積極的に行う
・流水、アルコール、次亜塩素酸などでの消毒
などが一時対策として考えられますが、一部では結膜(眼)から感染するともいわれており、そうなると咳対策では不十分ということにもなります。
厚生労働省では国内でのヒトからヒトへの感染は確認されていないなど、危機感のないコメントが出されているようですが、感染症はいったん広がると制御不能となります。
現状での重篤感染者は
・60歳以上の高齢者
・基礎疾患のある人、合併症を有する人
・免疫状態が低下していること
に関しては特にハイリスクと考えられますが、ウイルス自体が変異して強毒化する可能性もあるので、それ以外の健常者でも警戒、対策が必要と考えられます。
可能な限り人ごみへの外出は控えたほうがいいでしょうね。